燃える柴（出エジプト３章）

暗唱聖句：

「わたしはあなたとともにいる。これがあなたのためのしるしである。わたしがあなたを遣わすのだ。」出エジプト３：１２

導入：

先週は赤ちゃんのモーセがエジプトの王女に拾われて助けられたお話でした。当時のエジプトの王様、パロが「イスラエル人の男の赤ちゃんはナイル川に投げ捨てなさい」と命令したんでしたね。
モーセはイスラエル人なのに王女の子供として育ちました。神様はそのモーセに大切な仕事を任せようと考えておられました。
今日は、モーセが大人になってからのお話です。

ところで、みんなは先生やお母さんに何か頼まれたとき、いつもすぐにハイ、と答えられますか？ 

「でも」「だって」「だから」「どうして」など、「ダ行」の接続詞のあとは言い訳が続きます。
※ちなみに、我が家は「ダ行禁止！」です：）
モーセも、神様に「でも、無理です〜！」と何度も断りました。神様はモーセにどのように語りかけられたでしょうか。

展開例：

1. エジプトの王女の息子としてモーセはあらゆる教育を受けましたが、自分がイスラエル人だということは忘れませんでした。 ある日、イスラエル人がエジプト人に奴隷として働かされているところで、ちょうど見張り役のエジプト人が奴隷のイスラエル人を乱暴に叩いているのを見たモーセは、そのエジプト人を捕まえて殺してしまいました。やがてそのことがエジプトの王様の耳に入り、怖くなったモーセは、エジプトから遠く離れたミデヤンという荒野に逃れました。そしてそこで結婚して羊飼いになりました。

2. 時は流れ、あるときモーセは羊を連れてホレブ山まで行きました。すると低い木（アカシヤ）の枝に炎があるのを見つけました。ところが枝は燃えていないのです。モーセはどうしてなのか知ろうと思ってその木のところへ近づこうとしました。すると、炎の中から声がしました。「モーセ、近づいてはならない。ここは聖なるところだ。あなたの靴を脱ぎなさい。わたしは、イスラエルの神である。わたしはエジプトでいじめられているイスラエル人を救い出す。あなたはパロのところに行って、イスラエル人をエジプトから連れ出しなさい。」
   モーセは言いました。「神様、私なんかにはできません。」すると神様は仰いました。「わたしはあなたとともにいる。わたしがあなたを遣わすのだ。」モーセは言いました。「でも、私がイスラエル人に『神様が私をあなたがたに遣わしました』と言うなら、彼らは『その神様の名前は何ですか』と聞くでしょう。私は何と答えればよいでしょうか？」神様は答えられました。「あなたは『わたしはある、というお方が私を遣わしました』といいなさい。」

3. それでも、モーセは言いました。「でも彼らは私の言うことを聞いてくれないでしょう。『主はあなたに現れなかった』と言うでしょう。」神様は仰いました。「あなたの手にある杖を投げてごらんなさい。」モーセが投げると、なんとそれはヘビになりました。そして手を伸ばしてヘビをつかむとまたもとの杖になりました。神様はモーセがこのほかにも２つの不思議をできるようにしてくださいました。神様は仰いました。「彼らが信じなかったらこれらの不思議のわざをしなさい。そうすれば、彼らは信じる。」
   ところがモーセはまた神様に言いました。「ああ、でも私はしゃべるのが苦手なんです。」神様は仰いました。「わたしがあなたに言うべきことを教える。」それでもまたもやモーセは言いました。「主よ。私じゃなくて他の人じゃダメですか。」神様は怒って仰いました。「あなたのお兄さんのアロンと一緒に行きなさい。アロンにお話しさせて、あなたは不思議のわざを行いなさい。」神様に怒られたモーセは要約のこと、神様に従ってエジプトに行くことにしました。

クイズ：

Q1. モーセはどんなふうに神様に従いましたか？

1. 神様の言葉を聞いてすぐに従った。
2. 言い訳してたら、最後には神様に叱られて、ようやく従った。
3. 頑固に最後まで従わなかった。

Q2. モーセは神様に従うまで、何回神様のお仕事を嫌がりましたか？

1. １回だけ
2. ５回
3. 最初から嫌がらなかった

Q3. モーセがしなかった言い訳はどれ？

1. 私はしゃべるのが苦手なんです。
2. 私の言うことを聞いてくれないでしょう。
3. まだ小学生なんで、できませーん。

⇒みんなは、言い訳しないで神様を信じてすぐ従う人になろうね：）